2019年 経済状況
今現在、日本のみならず世界的な景気減速懸念であります。
↑2019年3月(現在) 日本
今後、10月の消費税率引き上げをにらんだ駆け込み需要に支えられる見込みらしいです。また、米中貿易摩擦が和らいだ場合には、中国向けの輸出や企業の景況感に関し、緩やかな回復が期待できそうです。
消費者物価上昇率は一月には前年と比べ、プラス(0.8%)となりました。
当分は原油安の影響が残るとみられるため、今年のインフレ率は0%台で推移を予想されています。日銀のインフレ目標の2%台はには程遠いものの、追加緩和の手段はほとんど残っていないらしく、今年も日銀は、現在の金融緩和を維持する見通しです。
株式相場
日本企業の業績自体は悪くないですが、それでも、米国の景気減速懸念と金融引き締めという、2018のマーケットを下押ししてきた要因に敏感に反応する相場は続き、大きな上昇は見込みにくいです。悪材料が株価にすでに織り込まれているため、大きく下がる可能性も低く、日経平均株価は19500円~24000円台のレンジ相場の予想
低成長と低インフレが続く見込みであり、超低金利が長引く予想
為替
通貨安誘導に対する米国の牽制も踏まえれば、円安の進行は限定的とみられます。
今後、市場がより悲観に振れた際、FRBに対してはもっと違うカードを切るように市場予想が形成されるだろう。その際ドル高相場はやはり修正を強いられるのではないか。本欄の想定にとって最大のリスクは、米経済が以外にも堅調でFRBの正常化も継続できてしまう、という2018年のような展開だが、予測期間中の米国の成長率が現状から維持となることはあっても、加速する可能性は低い。
「現状、米金利とドルの上昇を見込むシナリオは相当に勇気が要るはずだ。」とのこと